来店重視のスマート自動入札について

検索キャンペーン、ショッピング キャンペーン、動画キャンペーンでご利用いただける「来店重視のスマート自動入札」では、オンライン コンバージョンの場合と同じ入札戦略を使って来店数を重視した最適化が可能です。スマート自動入札についての詳細

現在、ディスプレイ キャンペーンで来店コンバージョンに対応したスマート自動入札をご利用いただけるのは、一部の広告主様に限られます。検索キャンペーンまたはショッピング キャンペーンと同じアカウントでディスプレイ キャンペーンを配信していて、ディスプレイ キャンペーンのレポートにも来店コンバージョンのデータを反映させる場合は、ディスプレイ キャンペーンの「目標アクション単価」、「目標広告費用対効果」、「コンバージョン数の最大化」、「コンバージョン値の最大化」入札戦略に来店コンバージョンを追加します。

来店コンバージョンについて

実店舗への来店が重要な意味を持つビジネスでは、コンバージョン トラッキングを使って、広告クリックや視認範囲のインプレッションの発生が来店数に与える影響を調べることができます。来店コンバージョンの詳細

オムニチャネル スマート自動入札で来店コンバージョンを使用するメリット

  • オムニチャネル スマート自動入札で来店コンバージョンを使用している広告主様は、同程度の費用でオムニチャネルの広告費用対効果が平均 15% 向上しています。

Google データ、グローバル、2024 年 3 月 1 日~2024 年 9 月 30 日

これは、Google が推奨する来店値を使用した場合のデータに基づきます。

来店の価値を数値化する

オンラインでの販売をコンバージョンとしてトラッキングしており、それらを「収益」として数値化している場合は、それに加えて来店コンバージョンの価値を数値化して店舗での収益を推計することができ、ビジネス全体の収益と広告費用対効果が測定可能になります。来店コンバージョンの価値を数値化する方法について詳しくは、来店コンバージョンの価値についてまたは来店の価値を測定する方法についての動画をご覧ください。

: 値のルールを使用すると、来店コンバージョンをより柔軟に調整できます。たとえば、店舗で売れ筋の高価格商品を宣伝している特定のキャンペーンに対して、より高い来店値を設定できます。詳しくは、コンバージョン値のルールに関する記事をご確認ください。

来店コンバージョンの計測期間のおすすめ設定

スマート自動入札を使用して最善のパフォーマンスを引き出すには、来店コンバージョンの計測期間を 7 日間にすることをおすすめします。ただし、購入サイクルが長いビジネスモデル(自動車ディーラーなど)では、計測期間も長く設定する必要があります。この場合、デフォルト設定である 30 日間のままにしてもかまいません。計測期間を 30 日間にした場合、設定してからパフォーマンスを正確に計測できるまでの日数も長くなりますのでご注意ください。来店コンバージョンの計測期間の詳細

キャンペーンに来店重視のスマート自動入札を導入する

来店重視のスマート自動入札に対応している入札戦略と、スマート自動入札戦略の設定方法については、以下の手順に沿ってご確認ください。

対応している入札戦略

来店重視のスマート自動入札は、次のキャンペーン タイプと入札戦略でサポートされています。

キャンペーンのタイプ 入札戦略
P-MAX キャンペーン
  • コンバージョン値の最大化(任意の目標広告費用対効果を設定可能)*
  • コンバージョン数の最大化(任意の目標コンバージョン単価を設定可能)
検索キャンペーン
  • コンバージョン数の最大化
  • コンバージョン値の最大化
  • 目標コンバージョン単価
  • 目標広告費用対効果
  • 拡張クリック単価
ショッピング キャンペーン
  • 目標広告費用対効果
動画キャンペーン
  • コンバージョン数の最大化
  • 目標コンバージョン単価
  • *来店コンバージョンを有効にしている P-MAX キャンペーンでは、コンバージョン値の最大化(任意の目標広告費用対効果を設定可能)が推奨されます。

詳細については、目標に合わせた入札戦略を選択する方法をご覧ください。

1. 来店コンバージョン目標をアカウントのデフォルトの目標として設定する(推奨)

来店コンバージョン目標をアカウントのデフォルトのコンバージョン目標として設定すると、アカウント内のコンバージョン重視の最適化を行うスマート自動入札戦略で、その目標を重視した最適化が開始されます。コンバージョンがクライアント センター(MCC)アカウントに属する場合、その MCC アカウントの管理下にあり、コンバージョン トラッキングがオンになっているクライアント アカウント内で、スマート自動入札を使用しているすべてのキャンペーンにその設定が適用されます。総合的なパフォーマンスの観点では、最適化の対象とするコンバージョン群は全キャンペーン共通であることが最も望ましいため、可能な場合には、アカウントのデフォルトとして来店コンバージョンの目標を設定することをおすすめします。

来店コンバージョン目標をアカウントのデフォルトとして設定する方法:

  1. [目標] メニュー 目標アイコン の [概要] に移動します。
  2. [実店舗への来店] コンバージョン目標を特定します。
  3. [目標を編集] を選択します。
  4. [アカウント目標として使う] を選択します。
  5. [変更を保存] を選択します。

なお、来店コンバージョン目標を設定する際は、次の点にご注意ください。

  • クライアント アカウントまたは MCC アカウント単位で来店コンバージョンの目標を設定する場合、来店によって発生する新たなコンバージョン数やコンバージョン値を考慮し、コンバージョン ベースのスマート自動入札を利用している検索キャンペーンおよびショッピング キャンペーンのすべてで「目標広告費用対効果」と「目標コンバージョン単価」の値を必ず更新しましょう。
  • スマート自動入札戦略では、「メイン」としてマークされているコンバージョン アクションがすべて考慮されます。来店コンバージョン目標において最適化の基準とするコンバージョン アクションは、「メイン」としてマークするようにしてください。

2. 来店コンバージョン目標をキャンペーン単位で設定する

この方法では、コンバージョン列に算入され、入札単価の最適化に使用されるコンバージョン アクションを、キャンペーン単位で指定することができます。キャンペーンのコンバージョン設定を使用すると、アカウントのデフォルトのコンバージョン目標をオーバーライドし、特定のキャンペーンについて、コンバージョン レポートでトラッキングする目標や、入札に使用する目標を指定することができます。キャンペーン単位のコンバージョン設定は、コンバージョンを重視して最適化する入札戦略をすでに運用しており、来店重視の入札戦略を、最終的にはアカウント全体で導入することを視野にテストする目的で、一時的に使用することが推奨されます。

検索キャンペーンでキャンペーン単位のコンバージョン設定を行う方法:

  1. [キャンペーン] メニュー キャンペーン アイコン の [キャンペーン] に移動します。
  2. 上部のバーで [設定] を選択します。
  3. 来店コンバージョンを重視した入札単価を適用したいキャンペーンを選択します。
  4. [目標] プルダウン メニューを選択します。
  5. [キャンペーン固有の目標設定を使用] を選択します
  6. 最適化の基準とする他のコンバージョン目標に加えて、[実店舗への来店] コンバージョン目標も選択し、[保存] を選択します。

ヒント: 来店コンバージョン目標を設定できる状態になったら、アカウント単位の設定に切り替えることをおすすめします。これは、総合的なパフォーマンスの観点では、最適化の対象は全キャンペーン共通であることが最も望ましいためです。最適化対象のコンバージョン アクションが他にもある場合(ウェブサイトでの商品購入、電話問い合わせ、ユーザー登録など)、来店コンバージョン アクションに加えてそれらのアクションも選択しておくことをおすすめします。これにより、キャンペーンによって得られるさまざまな価値をもれなく視野に入れた最適化が可能になります。キャンペーン固有のコンバージョン目標に関する詳細

来店コンバージョンを重視した最適化

検索キャンペーンで、来店コンバージョン重視の最適化をさらに進めたい場合は、価値に基づく入札戦略を採用し、来店コンバージョンの価値を他のコンバージョン アクションよりも高めに設定しましょう。コンバージョンの件数を重視して最適化する入札戦略(「目標アクション単価」や「コンバージョン数の最大化」など)では、コンバージョン アクションの種類による価値の差が考慮されません。詳しくは、コンバージョン値についてをご覧ください。

: ショッピング広告の場合、来店コンバージョンが考慮されるのは価値に基づく入札戦略(「目標広告費用対効果」など)のみとなります。

目標値の算出と更新のおすすめの方法

コンバージョン設定を変更しても、過去のデータには反映されない点に留意しましょう。来店コンバージョンを初めてコンバージョン列に含めた時点では、コンバージョン関連の列に表示されている過去のデータに来店コンバージョンは反映されていません。CPA と広告費用対効果の目標値は、コンバージョン達成までの所要時間の少なくとも 30 日前からの過去のデータを、次の式に代入して手動計算することをおすすめします。

  • CPA の目標値 = 費用 ÷(最適化対象のすべてのコンバージョンの件数 + 来店コンバージョンの件数)
  • 広告費用対効果の目標値 =(最適化対象のすべてのコンバージョンのコンバージョン値 + 来店コンバージョンの件数 × 現在の来店 1 件あたりのコンバージョン値)× 100 ÷ 費用

P-MAX キャンペーンの広告費用対効果の目標値についても上記と同様です。ただし次の場合は例外です。

  • 広告費用対効果の目標値(省略可能)を使用していない: 必要な対応はありません。
  • 広告費用対効果の目標値を安全策としてのみ使用している(広告費用対効果の目標値を実績値よりも高く設定している): 新しく設定する広告費用対効果の目標値も上記のおすすめの方法で得られた数値より高く設定することをご検討ください。

データは、コンバージョン達成までの所要時間より 30 日以上前からのものを使用することが重要です。たとえば、来店コンバージョンの計測期間とオンライン コンバージョン達成までの最大所要時間が 30 日間であれば、60 日前~30 日前の期間のデータを使用します。

コンバージョン数またはコンバージョン値を目標ベースのスマート自動入札戦略に追加した場合に生じる費用の変化

入札に使用するコンバージョンに来店コンバージョンを追加すると、「目標アクション単価」と「目標広告費用対効果」入札戦略で目標を達成し続けるために、従来よりも多くの費用がかかる場合があります。費用を安定させておくには、上記の推奨事項に沿って目標値を算出し、更新すると効果的です。今後も安定した費用を維持したい場合、来店コンバージョンを [コンバージョン] 列に含めた後、コンバージョン単価の目標値を引き下げるか、広告費用対効果の目標値を引き上げましょう。

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