YouTube 全体でリーチを拡大できるよう、効率的なリーチを目標とする動画リーチ キャンペーン(VRC)を進化させ、マルチフォーマット広告セレクタを使用して、インストリーム(スキップ可能なインストリーム、バンパー)に加えて、インフィード広告フォーマットと YouTube ショート広告フォーマットを配信するオプションを追加しました。
コピーして貼り付け機能を使用すると、効率的なリーチを目標とする動画リーチ キャンペーンがすべてマルチフォーマット広告にアップグレードされます。スキップ可能なインストリーム広告やバンパー広告を使用する以前の効率的なリーチを目標とする動画リーチ キャンペーンのコピーを作成すると、設定はすべて保持されますが、マルチフォーマット広告が使用されるようになります。マルチフォーマット広告では、広告見出しと説明が必要です。また、インフィード広告フォーマットと YouTube ショート広告フォーマットを有効にすることもできます。マルチフォーマット広告セレクタに変更を加えない限り、インストリーム広告のみとして引き続き配信されます。
マルチフォーマット広告のメリット
- 広告フォーマット: 効率的なリーチを目標とする動画リーチ キャンペーンでレスポンシブ広告グループが使用されるようになりました。また、インストリーム(スキップ可能なインストリーム、バンパー)、インフィード、YouTube ショートの広告フォーマットを組み合わせて配信するオプションも追加されました。マルチフォーマット広告セレクタを使用すると、任意の広告フォーマットを組み合わせて選択できますが、YouTube 全体でリーチを最大化できるよう、すべての広告フォーマットを有効にすることをおすすめします。
- 広告アセット: マルチフォーマット広告では、動画とリンク先 URL に加えて、インフィード広告と YouTube ショート広告で使用される半角 90(全角 45)文字の広告見出しと半角 90(全角 45)文字の説明文も必要です。キャンペーンでインフィード広告またはショート動画の配信を有効にしているかどうかにかかわらず、見出しと説明文は必須です。有効にする設定はキャンペーンの作成後に変更できます。
手順
効率的なリーチを目標とする動画リーチ キャンペーンをマルチフォーマット広告に既存のキャンペーンと同じ設定でアップグレードする場合は、既存のキャンペーンをコピーして貼り付けることができます。
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン
をクリックします。
- セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
- [キャンペーン] をクリックします。
- 掲載結果の表の上にあるフィルタボタン
をクリックします。
- 適切なフィルタを追加して、アップグレードするキャンペーンを見つけます。
- キャンペーン タイプ: 動画
- 入札戦略タイプ: 目標インプレッション単価
- [適用] をクリックします。表が更新され、フィルタに一致するキャンペーンが表示されます。上記の条件で、動画リーチ キャンペーンが表示されます。
- アップグレードするキャンペーンの横のチェックボックスをすべてオンにします。
- [編集] プルダウン メニューから [コピー] を選択します。
- 再び [編集] プルダウン メニューを開いて、[貼り付け] を選択します。掲載結果の表の上部に [貼り付け] メニューが表示されます。
- [動画広告をマルチフォーマット広告(レスポンシブ広告)に変更します] を選択します。
- 注: 「X 個」のキャンペーンにカーソルを合わせると、アップグレードの対象となるキャンペーンを確認できます。
- 広告の長い広告見出しと説明文を入力します。
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注: 複数の広告がある場合は、ここで入力した広告見出しと説明文がすべての広告で使用されます。広告ごとに見出しや説明文を変更したい場合は、アップグレードが完了してから、新たに作成された動画リーチ キャンペーンで広告を編集し、変更してください。
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- [貼り付け] をクリックします。レスポンシブ動画広告を含む新しい動画リーチ キャンペーンが作成され、ウィンドウの下部に「変更が完了しました」という確認メッセージが表示されます。
- 新しく作成された動画リーチ キャンペーンを確認するには、Google 広告の [キャンペーン] 表に移動します。新しく作成されたキャンペーンは、[キャンペーン] 表の [ラベル] 列に「マルチフォーマット(レスポンシブ)としてコピーしました」と表示されます。フィルタボタン
を使用すると、ラベル名で特定のキャンペーンを検索できます。