P-MAX でコンバージョンを促進する

P-MAX キャンペーンの作成と最適化に関するベスト プラクティス

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P-MAX キャンペーンを使用すると、1 つのキャンペーンで Google のさまざまなチャネルと AI を最大限に活用し、パフォーマンスを最大化できます。P-MAX では、Google のすべてのチャネルでパフォーマンスと広告費用対効果が最大化されます。Google AI の力をエンドツーエンドで効果的に活用することで、入札、オーディエンス、クリエイティブなどが自動的に改善されます。また、1 つの使いやすいキャンペーンだけで、逃していたかもしれないユーザーの価値ある検索を捕捉してコンバージョンを促進できます。Google で広告を掲載している小売店の多くは、すでに P-MAX を導入して成果を上げています。小売業以外でも、P-MAX を導入している広告主様では、導入前と同程度のコンバージョン単価や広告費用対効果で、コンバージョン数やコンバージョン値が平均 27% 伸びています。これは、すでに検索キャンペーンでインテント マッチとスマート自動入札を使用している場合も同様です1

Google Ads Tutorials: Creating a Performance Max campaign

このページの内容

全広告主様と全種類の目標に当てはまる手順

  1. 貴社のビジネスにとって重要なコンバージョン目標を選ぶ。
  • 一般的には、既存の他のパフォーマンス キャンペーン(検索キャンペーンなど)と同じコンバージョン目標を選択します。こうすると最適化の対象がぶれず、各キャンペーンで同じ目標の達成に向けて入札が効果的に最適化されます。
  • 「新規顧客の獲得」目標を指定すると、既存顧客からの売り上げを最大化しながらも、新規顧客を重視した入札戦略を優先できます。また、新規顧客のみに的を絞ることもできます。 
    • オンラインでの全体的な売り上げ拡大と同時に、新規顧客のベース拡大もご希望の場合は、「新規顧客の価値」モードのご利用を強くおすすめします。
    • 新規顧客の獲得を特に重視して「新規顧客の価値」モードを使用している広告主様では、広告費用対効果が 9% 向上し、新規顧客の割合が 5% 上がり、新規顧客の獲得費用が 7% 低減されています2
  • 「ユーザー維持」目標を設定すると、休眠ユーザーに対してより高い入札単価を設定できます。また、P-MAX で特に価値の高い休眠ユーザーへの入札を優先できるよう、ライフタイム バリューが高い顧客を指定することもできます。
  • コンバージョン測定を設定する際は、ビジネスにとって真に価値のあるコンバージョンを的確に反映させます。コンバージョン目標とコンバージョン アクションでは、それらを達成できるように Google AI を直接的に誘導します。コンバージョン値には、さまざまなコンバージョンがビジネスにもたらす相対的な重要度と価値を表す値を設定します。重要度の高いコンバージョンに高い価値を割り当てることで、価値の高いコンバージョンがキャンペーンで自動的に優先され、ご指定の予算で最大限の価値を引き出すことができます。
  • コンバージョン値のルールを使用すると、パフォーマンスを最適化する方法をさらにカスタマイズできます。価値の高いオーディエンス、デバイス、地域についてはコンバージョン値を調整し、引上率を適用します。
  1. 適切な入札戦略を選択する。
  • コンバージョンと一緒に価値をトラッキングする場合は、価値に基づく入札戦略を使用します。入札戦略として「コンバージョン値の最大化」を選択し、ご指定の予算内でできるだけ大きなコンバージョン値を引き出します。費用対効果の目標が具体的に決まっている場合は、広告費用対効果の目標値を追加することもできます。
  • 価値をトラッキングしておらず、すべてのコンバージョンの価値が同等であることから、価値に基づく入札戦略を使用できない場合は、「コンバージョン数の最大化」入札戦略を使って、ご指定の予算内でできるだけ多くのコンバージョンを引き出します。コンバージョン単価の目標値を追加することもできます。
  • 貴社の P-MAX キャンペーンに適した広告費用対効果やコンバージョン単価の目標値がわからない場合は、他のパフォーマンス キャンペーン(検索キャンペーンなど)に設定した目標値を目安として使うとよいでしょう。キャンペーンの立ち上げ期間が終わってトラフィックが増えてきたら、様子を見ながら目標値を適宜調整していきます。
  1. 自動作成アセットと最終ページ URL の拡張機能はオンのままにしておく。
  • 自動作成アセット機能(デフォルトで有効)を使うと、P-MAX キャンペーンが検索広告向けの新しいテキスト アセットを、ランディング ページのコンテンツを使って自動的に生成することができます。これにより、貴社のビジネスと商品の内容に忠実でありながら、ユーザーの個別の状況や意向に適したアセットを増やしていくことができます。また、テキスト アセットを常に新鮮なものに維持するうえでも役立ちます。
  • 自動作成アセットを有効にしている場合は、最終ページ URL の拡張機能(デフォルトでオン)も使うべきです。これにより、ユーザーの意図と、ユーザーとランディング ページとの関連性に基づいて、価値の高いコンバージョンにつながる可能性が高い検索クエリをより多く見つけることができます。最終ページ URL の拡張機能を使うと、コンバージョンにつながる可能性が高い検索クエリをさらに見つけて、広告を表示できるようになります。この機能はお客様のサイトのランディング ページを使って、より多くの関連性の高い検索クエリに広告の内容を合わせます。
    • P-MAX キャンペーンで最終ページ URL の拡張機能を使用すると、使用前と同程度のコンバージョン単価(CPA)や広告費用対効果(ROAS)で、コンバージョン数やコンバージョン値が平均 9% 以上伸びることが確認されています3
  • 必要に応じて最終ページ URL の除外機能を使って、サイトの一部を最終ページ URL の拡張機能の対象から除外します。たとえば、会社のブログページやよくある質問のページなど、コンバージョンを促進する目的でないページを除外します。
  • 有効にした自動作成アセット機能で、サイト上の特定のカテゴリのページを対象としたい場合には、[URL が次を含む] ルールを使うと、そうした特定のカテゴリに基づいて、この機能の対象となるトラフィックを絞り込むことができます。このルールでは、URL に特定のテキストを含むすべてのページが対象になります。たとえば、URL に「dogfood」を含むすべてのウェブページに、キャンペーンの対象を絞ることができます。 
    • 最終ページ URL の拡張機能がオンの場合にこのルールを使うと、そうしたカテゴリが重要であると Google AI に伝えて認識させることができます(ただし AI によるマッチングは、そのカテゴリに限定されません)。最終ページ URL の拡張機能がオフの場合に [URL が次を含む] ルールを使うと、指定したカテゴリに該当するページだけにマッチングの対象が限定されます。
  • P-MAX にページフィードを追加すると、検索広告枠での成果がさらに向上します。最終ページ URL の拡張機能が有効な場合は、ページフィードを追加することで、それらの URL が重要であると Google AI に伝えて認識させることができます(ただし AI によるマッチングは、その URL に限定されません)。
    • 最終ページ URL の拡張機能がオフの場合にページフィードを使うと、P-MAX キャンペーンに具体的な URL を簡単に大量に追加して、それらの URL だけにマッチングの対象を限定することができます。ページフィードを使う場合は、自動作成アセットも有効にする必要があります。

目標

アクション

高い成果が見込める検索語句を捉えて、さらなるコンバージョンを獲得し、リーチを最大化します。

最終ページ URL の拡張機能をオンのままにしておきます。

高い成果が見込める検索クエリをさらに見つけて、リーチを最大限に拡大します。ただし、人材募集のページやよくある質問のページなど、コンバージョンの促進に向けて最適化されていないランディング ページは、この機能の対象から除外します。また、サイトのカテゴリの中で、宣伝が不要になったカテゴリ全体を除外することもできます(例: 廃止が決まり、宣伝が不要になったブランドのカテゴリ)。

URL の除外や URL パラメータのルールを使用し、最終ページ URL の拡張機能はオンのままにしておきます。

広告掲載の対象となる検索クエリをさらに探しますが、たとえば社内ガイドラインにそぐわないといった理由で、高い成果が上がっていても広告掲載を望まないクエリは除外します。

アカウント単位の除外キーワードまたはキャンペーン単位の除外キーワードを使用し、最終ページ URL の拡張はオンのままにしておきます。

広告掲載の対象となるキーワードをさらに探しますが、たとえば地域の規制に合わないといった理由などで、広告掲載を望まないブランド キーワードは除外します。

キャンペーン単位でブランドの除外を使用し、最終ページ URL の拡張機能はオンのままにしておきます。

コンバージョンの促進に使うページを特定のカテゴリのページに絞って、トラフィックを獲得します(他のカテゴリのページで成果が上がる場合でも、カテゴリを絞ります)。たとえば、「ランニング シューズ」専用の予算を立て、その予算は「バスケットボール シューズ」の販売には使えないようにします。

最終ページ URL の拡張機能をオフにして、[URL が次を含む] ルールを使ってウェブページの特定のカテゴリに的を絞ります。この機能を効果的に使うには、ウェブページをカテゴリ別に構成する必要があります(例: www.domain.com/brand、www.domain.com/brand/category1、www.domain.com/brand/category2)。

コンバージョンの促進に使うページを特定のページに絞って、トラフィックを獲得します(同じカテゴリの他のページで成果が見込まれる場合でも、ページを絞ります)。たとえば、広告で使用するすべてのランディング ページについて、法務チームの承認が必要な場合です。

最終ページ URL の拡張機能をオフにして、ページフィードで指定した URL にマッチングの対象を限定します。

ウェブサイトの他のランディング ページからはコンバージョンを誘導したくない場合(ポリシー上の理由などにより、ユーザーを誘導できるランディング ページが 1 ページしかなく、それが唯一のコンバージョン経路である場合)。

最終ページ URL の拡張機能をオフにします(推奨されません)。

除外設定がリーチとパフォーマンスに与える影響をモニタリングして、価値あるコンバージョンの機会を逃していないことを確認します。

最終ページ URL の拡張について

  1. クリエイティブ アセットの種類を最大限に増やし、より効果的にユーザーに働きかける。
  • 1 つのテーマに関連するアセット グループを作成します。アセット グループはキャンペーンごとに複数作成することもできます。個々のアセット グループは、統一されたテーマ(商品やサービスのカテゴリなど)に沿ったものにします。
  • テキスト、画像、動画の各種アセットのバリエーション(サイズの異なる画像など)をできるだけ増やします。これにより、ユーザーの状況や好みに応じて、よりふさわしい方法でユーザーにリーチでき、さらに多くの場所でビジネスを宣伝できるようになります。提供するアセットが多いほど、生成可能な広告フォーマットの種類が増え、より多くの広告枠に広告を表示できます。広告の有効性を参考にすると、アセット構成が最適かどうか、改善できる部分はどこかを把握して、利用可能なすべての広告枠で広告を掲載することができます。 
    • テキスト アセットは、それぞれの意味が互いに異なるようにして、どれを組み合わせても意味が通じるようにします。
    • 貴社のブランドに人々を引き込むような、持ち味を生かした高品質な画像を使います。キャンペーンの作成過程で、無料のストック画像も提供されます。
    • 再生時間が 10 秒以上の動画アセットを用意します。Google の内部データによれば、P-MAX キャンペーンで少なくとも 1 つの動画を使っている広告主様では、コンバージョンの合計数が平均 12% 増えています4。これには、独自の動画をアップロードした広告主様も、Google AI が自動生成した動画を使った広告主様も含まれます。
    • お手持ちの動画がない場合は、P-MAX が貴社の他のアセットを使って、動画を自動的に生成します。また、アセット ライブラリの動画制作ツールを使用して、簡単にオリジナルの動画を作成することもできます。このツールは、キャンペーンの作成中や作成後に、[アセット] セクションで利用できます。
    • 向きの異なる動画をアップロードします。Google の内部データによれば、向きの異なる動画(横向き、縦向き、スクエアの動画)をそれぞれ 1 つ以上 P-MAX キャンペーンに提供している広告主様では、横向きの動画のみを提供している広告主様と比較して、YouTube でのコンバージョン数が 20% 多くなっています5
  • P-MAX のアセットの生成機能を生成 AI の能力と組み合わせて活用することで、テキストや画像などの新しいアセットを大規模に作成します(米国のみ)。 
    • 新しい P-MAX キャンペーンまたはアセット グループを作成する場合は、URL を入力し、アセット生成のステップで [アセットを生成する] をクリックすると、広告見出し、説明文、画像の候補が自動生成されます。
    • Google AI と自身の創造性を組み合わせて、新しいテキスト アセットや画像アセットを簡単に作成できます。テキスト プロンプトを使って、生成したいアセットタイプに関する詳細情報を入力します。 
      • 画像を生成する際は、生成したい画像についてできるだけ明確にプロンプトに入力し、生成したい内容を具体的に示します。アイテム、背景、照明、特定の色などに関する詳細を指定できます。写真のようにリアルな表現やイラストでの表現など、画像スタイルのタイプを指定することも可能です。
      • 異なるスタイルのさまざまな画像を生成できますが、この機能を使ってライフスタイルを表現する画像を生成したり、多くの商品を販売している場合は、商品の汎用画像を生成したりすることをおすすめします。
    • アセットが生成されたら、キャンペーンで配信するアセットを選択できます。さらに、作成したアセットに類似したアセットをより多く生成するように指示して、Google AI をトレーニングすることも可能です。
  • サイトリンク、コールアウト、リードフォーム、電話番号といった追加アセットを使って、広告をさらに目立たせ、ユーザーに追加情報(さまざまな問い合わせ方法など)を提供します。

詳しくは、アセット グループの仕組みをご覧ください。

  1. オーディエンス シグナルと検索テーマを使って Google AI を効果的に誘導する。
  • オーディエンス シグナルは、キャンペーンをすばやく軌道に乗せ、パフォーマンスの最適化を加速させるための情報源となります。Google AI をガイドするオーディエンス シグナルを入力し、下流ファネルのオーディエンス セグメント(過去に貴社と関わった既存顧客の情報を集めたカスタマー マッチ リストや、ウェブサイトの訪問者といった自社データなど)を含めます。カスタマー マッチを使用するには、顧客リストを作成して Google 広告にアップロードし、定期的に更新する必要があります。

AI の大きなメリットの 1 つに、コンバージョンの可能性が高い新たなオーディエンス セグメントを見つけられる機能があります。これまで知りもせず、想像もしなかったセグメントが見つかる可能性があります。P-MAX キャンペーンでは、広告の表示対象が特定のオーディエンスに限定されず、価値の高い新たな顧客を開拓することができます。

Google Ads Tutorials: Audience signals in Performance Max campaigns

  • 検索テーマを使用すると、お客様がご存じの、ターゲットとしたいユーザーが使用している検索語句など、ビジネスに関する情報を入力できます。検索テーマは、URL やアセットなどに基づいて P-MAX で広告の配信対象となる検索語句に付加されるものです。また、ユーザーの検索行動に基づいて、Google 広告のすべてのチャネルで新たなオーディエンスを見つけることもできます。 
    • 検索テーマは、お客様のビジネスや顧客に関して、AI では短期間で簡単に学習できない知識をお客様がお持ちの場合に効果が期待できます。たとえば、提供している商品やサービスに関する詳細な情報や最新情報がランディング ページに掲載されていない場合は、検索テーマを使って不足を補完できます。
    • 検索テーマには、検索キャンペーンのフレーズ一致キーワードおよびインテント マッチキーワードと同じ優先順位が適用されます。検索語句と同一の完全一致キーワードは、検索テーマやその他のキーワードよりも優先されます。
    • 検索テーマには、P-MAX のブランドの除外と除外キーワードが適用されます。
    • 検索テーマに基づく検索結果では、最終ページ URL の拡張、ページフィード、[URL が次を含む] の設定で指定したランディング ページにユーザーが誘導されます。
  1. テスト機能を使って、A/B テストで伸びを測定する。

現時点で実施できるテストは、次の 2 種類です。

  • 既存のキャンペーンを補完する要素として P-MAX を追加したことによる、パフォーマンスの伸びを測定する。

Google Ads Tutorials: Experiments to test uplift of Performance Max campaigns

Google Ads Tutorials: Experiments to test Performance Max vs. Standard Shopping campaigns

目標別のベスト プラクティス

Merchant Center フィードを使ってオンライン販売の目標達成を目指す場合:

小売業の広告主様向けのガイドをご覧ください。

店舗目標の達成を目指す場合:

  • Google 広告でローカル アクション、来店、店舗販売のコンバージョンを測定しましょう。Google 広告に店舗データをアップロードする方法は複数あります。来店コンバージョンを測定しない場合や、オフライン コンバージョンの数を増やしたい場合は、経路検索や通話ボタンのクリックといったローカル アクション コンバージョンを使います。
  • 店舗の成果目標に基づいて、当初のキャンペーン予算を設定しましょう。既存のキャンペーンの場合は、パフォーマンス プランナーを使って予算を細かく調整し、シーズン期間の成果の最大化、キャンペーンの費用対効果の向上、Google の最新のオークション データとシグナルを取り入れたメディアプランの改良をサポートします。
  • クリエイティブ アセット(広告見出し、説明文、行動を促すフレーズ、最終ページ URL など)を必ずアップロードしましょう。店舗目標キャンペーン用のアセットを作成する際は、店舗独自のセールス ポイント(店舗限定プロモーションなど)に焦点を当て、買い物客が喜ぶ店舗の品揃えをアピールします。店舗限定目標を設定した P-MAX キャンペーンでは、追加アセットは表示されません。
  • 最終ページ URL の拡張機能とページフィードは、店舗限定目標を設定したキャンペーンには、現時点では適用されません。
  • 店舗目標を設定したキャンペーンの成果分析は、運用開始から 30 日間は待って、データが十分に収集されてから実施しましょう。そうすることで、広告と接点を持ったユーザーが店舗を訪れ、来店コンバージョンがレポートに記録されまでの時間を十分に確保できます。来店コンバージョンの計測期間について
  • 店舗別レポートを使って、各店舗で獲得したトラフィックとコンバージョンに P-MAX がどのように貢献しているか把握しましょう。来店数とローカル アクション数を店舗ごとに確認することもできます。

見込み顧客の獲得を目指す場合:

  • コンバージョン アクションの設定で目標カテゴリが適切に設定され、見込み顧客の発掘目標で最適化されていることを確認しましょう。コンバージョン アクションは、[問い合わせ]、[リードフォームの送信]、[予約]、[登録]、[見積もりのリクエスト] から選択できます。これらのコンバージョン カテゴリの中で貴社のビジネスに関連するものを 1 つも選択していない場合は、1 つ選ぶことをおすすめします。
  • 獲得する見込み顧客の数よりも質に焦点を当てるため、最終段階の販売になるべく近い段階にある有望な見込み顧客またはコンバージョンに至った見込み顧客を重視して最適化しましょう。ビジネスの成果を実際に左右するコンバージョンについて、測定とレポート作成を行うことを目指します。
  • 可能な限り動的値を使用しましょう。動的値は、Google タグリードの拡張コンバージョンなどの測定ソリューションを使ってアップロードできます。動的値を提供すると、別のチャネルで店舗販売や最終販売に至った見込み顧客に関する情報を Google 広告と共有し、そうした価値あるビジネス上の成果を重視して最適化を改善できます。実際に販売に至った見込み顧客のデータを提供することで、P-MAX があらゆるチャネルで質の高い見込み顧客を獲得できるようになります。
  • 新規顧客だけをターゲットにしたい場合は、見込み顧客の発掘目標を「新規顧客のみ」モードに設定します。このモードでは、Google が新規顧客と既存顧客を区別できるように、カスタマー マッチ リストを追加する必要があります。
  • 「新規顧客のみ」モードを使っている広告主様では、新規顧客の割合が 13% 上がり、新規顧客の獲得費用が 19% 低減されています6

詳しくは、見込み顧客の発掘に関するベスト プラクティスをご覧ください。

ホテル予約の促進を目指すホテル事業者の場合:

  • 旅行関連の目標達成のための P-MAX は、現在のところホテル事業者の方におすすめしています。その他すべての旅行関連のお客様(ホテルや民泊の予約販売を行うオンライン旅行代理店など)は、オンライン販売重視で最適化する P-MAX キャンペーンをご利用ください。
  • 最終段階のホテル予約の測定とレポート作成を行うことを目指し、購入経路の奥で発生するコンバージョン データを提供し、貴社にとって特に重要なコンバージョンの種類をキャンペーンに知らせましょう。
  • [ホテル] タブで宿泊施設ごとのパフォーマンスを評価し、宿泊施設特有の指標を確認しましょう。
  • KPI と予算配分に基づいて宿泊施設を分類してキャンペーンにまとめることをおすすめします。キャンペーン構成を統一すると Google AI に提供できるデータが増え、最適化が改善されます。
  • 宿泊施設に特化していない一般的な広告で、ユーザーにリーチしましょう。それには、旅行関連の目標達成のための既存の P-MAX キャンペーンに、汎用性の高いクリエイティブ アセットのアセット グループを追加します。一般的な広告でユーザーにリーチする場合は、この方法を強くおすすめします(旅行関連の目標達成のための P-MAX キャンペーンと、複数の P-MAX キャンペーンを併用する方法はおすすめしません)。

詳しくは、旅行関連の目標達成のための P-MAXオンボーディング ガイドをご覧ください。

パフォーマンスの評価

成果を評価するための一般的なベスト プラクティス。

  • パフォーマンスの全体像を把握できるように、コンバージョン達成までの所要時間を考慮しましょう。 
    • たとえば、広告と接点を持ったユーザーがコンバージョンに至るまでに通常 7 日かかる場合は、パフォーマンスを評価する際に、直近 1 週間のデータは評価の対象から外します。直近 7 日間のデータには、これから発生が見込まれるコンバージョンが含まれないためです。
  • 最適化スコアを確認し、キャンペーンのパフォーマンスを改善する方法を見つけましょう。キャンペーンを改善するための最適化案(例: 新規顧客の獲得重視で最適化しましょう)を確認できます。提示された最適化案は、[最適化案] タブで簡単に適用できます。
  • 分析情報ページでは、パフォーマンスに大きく貢献している要素(成果の高いオーディエンスや検索テーマなど)を確認できます。
  • 分析情報ページを毎日チェックして、カスタマイズされた分析情報を確認しましょう。分析情報は毎日更新され、お客様とお客様のビジネスに合わせてカスタマイズされます。継続的にチェックすることで、ユーザー行動や市況の変化を常に把握しておくことができます。

分析情報は、すべてのアカウントやキャンペーンで必ず生成されるとは限りません。分析情報が表示されない理由についての詳細

チャネルのパフォーマンス レポートなど、パフォーマンスを詳しく把握するために使用できる各種レポートと分析情報については、P-MAX の成果の評価に関するベスト プラクティス ガイドをご覧ください。


関連リンク

P-MAX の成果の評価

P-MAX に関するよくある質問への回答

クロスチャネルで入札単価を最適化し、コンバージョン数とコンバージョン値の向上を実現する

 

1. 出典: Google データ、グローバル、Google 広告、2023 年 10 月~2023 年 11 月。
2. Google の内部調査に基づく平均的なパフォーマンスの伸び。実際に得られる結果は、個々のキャンペーンの設定によって異なります。出典: Google 内部データ、グローバル、全業種を対象とした A/B テスト、2022 年 10 月~2023 年 4 月
3. 出典: Google データ、グローバル、Google 広告、2023 年 2 月~4 月。
4. 出典: Google データ、グローバル、2022 年 11 月
5. 出典: Google データ、グローバル、2022 年 11 月
6. Google の内部調査に基づく平均的なパフォーマンスの伸び。実際に得られる結果は、個々のキャンペーンの設定によって異なります。
7. 出典: Google データ、グローバル、Google 広告、2022 年 12 月~ 2023 年 1 月
8. 出典: Google データ、グローバル、Google 広告、2023 年 2 月~5 月

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